宿河原堰の鳥たち

せせらぎ館に自転車を止め、宿河原堰の下のブロック護岸のところで弁当を広げる。今日は、瀬の中に無数のカモがいる。双眼鏡で観察すると、マガモだけではなく、オナガガモカルガモ、スズガモと様々だ。次に多いのは、おなじみのセグロセキレイ。大きなダイサギがのっそり歩きながらエサを探している。足先が黄色いコサギもいる。空には、トビやユリカモメが舞っている。カワウは、彼らの捕食の時間ではないのか、堰堤の方に固まっていた。ここはまさに鳥たちのサンクチュアリだ。

帰りがけにせせらぎ館に寄る。床に展開されている多摩川の航空写真で新多摩変電所を見つけた。奥多摩の山中に送電線が延びているのをたどることができる。送電線が写っているはずがないので、その下の整地が線になって見えるのだろう。