正月らしい一日。

Wilm2004-01-03

晴れ。

姪たちの声で目が覚めた。時計を見ると11時近い。いきなり二日酔である。

夕べの酒が抜けない昼頃、正月の膳につく。義父母・義姉・姪たち・我が家の総勢9人の賑やかさだ。義父母は仙台の出なので、お節料理も仙台風だ。鯛の姿焼きや松前漬は、私の実家の食卓には上らないものだ。

義父の家系は、饒舌である。私は彼らを「M家の人々」と呼んで畏怖している。今日も義父・義姉・妻の3人で勝手に盛り上がり、義母と私はひたすら聞き役に徹する。そうこうしているうちに、新婚の義弟夫婦が前触れもなしに現れ、火に油が注がれた。義弟の奥さんは、とんでもない家に嫁いでしまったと呆然としたことであろう。大丈夫。私も最初は驚いたが、すぐ慣れた。

日が傾き始める頃、ようやく酒席が終わり(と言うか、ほっておくと無限に続くので、強制終了させ)、姪たちと我が家の6人で柴崎神社へ初詣に出かける。聞けば、元日は、参道の階段に行列ができ、参拝まで1時間待ちだったとか。それだけ待っても神に祈るべきことがあるということに世情の切実さを感じる。三が日も終わろうという時分には、さすがにそんな事態にはなっておらず、すぐ参拝できた。大木に囲まれた立派な神社である。

日が暮れてから、義姉親子が帰っていった。従姉妹4人で全力で遊んでいた娘たちは、虚脱状態に陥った。従姉妹が6年・5年・4年・1年と小学生で揃うのは3月限り。4月からは、上の姪が中学生になる。4人で犬っころのように遊べる時代もそろそろ終わりかけているようだ。