「IFシリーズ」の「天山」

カフェレオの「IFシリーズ」から、今日は「天山」を完成させました。元山海軍航空隊のケ-348号機にします。ネットで調べても、来歴のわからない機体です。1枚だけ、主脚カバーに「48」と記入された機体の写真は見つけたのですが、垂直尾翼が写っていないので、特定できません。

流星改」と同様、胴体を主翼から外して、接着剤で固定し直します。これも、主脚カバーに派手に分割線が入っているので、デザインナイフと紙やすりで削り落とし、リペイントしました。九一式航空魚雷は、先端を赤く塗り、スクリューを銀色で塗りました。架空線は毛髪です。補助線の取り回しがよくわからなかったのですが、観測・航法手席の右横から出ている絵と作例がネット上にあったので、それに従いました。

複雑な構造の主脚を単一部品の一発抜きで再現しているのには感心させられます。下後方銃座用の窓や、フラップ・ガイドレールなども、きちんと再現されています。このシリーズは、「五式戦」「流星改」「天山」いずれも、満足すべき品質でした。今後も、この水準を維持して帝国陸海軍機をリリースしていってもらいたいものです。
ミリタリーエアクラフトシリーズ if (イフ) ~歴史にもしもは禁物だが・・・もしも間に合っていたならば・・・~ 1BOX