カフェレオの「五式戦」

先月、カフェレオから「ミリタリーエアクラフトシリーズ IF 〜歴史にもしもは禁物だが、もしも間に合っていたならば...」というおそろしく長い商品名の1/144の帝国陸海軍機フィギュアが発売されました。商品名から、計画機か、せいぜい試作機だろうと思って、パスするつもりでいました。ところが、よくよく調べてみると、ラインナップのうち実戦投入されなかったのは「烈風」くらいで、「天山」などは、1943年と太平洋戦争真っ只中で制式採用されており、十分「間に合って」います。しかも、ネット上での評判はすこぶるいいようです。

そこで、試しに1個買ってみたところ、期待通り、「五式戦」(飛行第5戦隊)が出てきました。確かによくできています。この「フォッケヴルフ風飛燕」*1の独特の造型をうまく再現しています。そこで、開封屋で、「五式戦」(飛行第111戦隊)と「天山」(第601海軍飛行隊)を追加で買いました。写真は、飛行第111戦隊80号機です。追加工作で、架空線を張っていますが、釣糸を使ったので、ちょっとオーバースケールになってしまいました。
ミリタリーエアクラフトシリーズ if (イフ) ~歴史にもしもは禁物だが・・・もしも間に合っていたならば・・・~ 1BOX

*1:液冷エンジンの量産が追いつかなかったため、山ほどできてしまった「首なし飛燕」の胴体に無理矢理、三菱四式発動機をくっつけたのが、キ100五式戦闘機です。頭でっかちな機首周りの設計にあたっては、実際にFw190を参考にしたようです。