「大型機コレクション」その1 一式陸攻一一型

帰宅途上、新宿ヨドバシカメラのゲーム・ホビー館に寄ると、エフトイズの「大型機コレクション」が入荷していました。一式陸攻、B-17、ランカスターという顔ぶれですが、これらのうち、一式陸攻とB-17は、カフェレオの「Big Bird」シリーズで出ているものです。そこで、箱買いはせず、無造作に3個だけ選んで購入しました。帰宅後、全部B-17だったらどうしよう、とどきどきしながら開封すると、運のいいことに、一式陸攻・第761航空隊、B-17・第615爆撃飛行隊、ランカスター・第57飛行隊、と、それぞれ欲しかった方が当たりました。どうでもいいことで、運を消費した気がします。

一式陸攻は、カフェレオが武装強化型の二四型だったのに対し、こちらは、初期の一一型です。一一型は、アンテナ類が突き出ていたり、3枚翅のプロペラが銀色だったり、胴体後方側方に球形窓が飛び出していたり、胴体・翼下面が灰白色に塗られていたり、二四型よりも「模型映え」がします。造形的には、カフェレオといい勝負でしょう。「運河彫り」のパネルライン、部品の合いの悪さ、風防類の透明度の低さなどの欠点が共通しています。無論、金型は異なりますが、おそらく同じメーカの製作と思われます。写真は、手前がエフトイズの一一型、奥がカフェレオの二四型です。

ともあれ、これで、2,416機製造された一式陸攻のうち、ほぼ半分ずつを占める一一型(1,202機)と二二/二四型(1,154機)が揃い、いいコレクションになりました。