B747たちの退役

月刊「AIRLINE」7月号を読んでいたら、「今月の機材消息簿」(2007年4月分)に全日空のJA8094とJA404A(いずれもB747-481)が登録抹消になったという。

JA8094は、1990年に就航した全日空B747-400初号機だ。遂に、全日空B747-481の整理に着手したようだ。B777B787と双発機が旗艦になっていくのだろう。

私は、JA8094に2回搭乗したことがある。2004年9月3日のNH5便と2005年1月31日NH201便である。かつては、欧米線で活躍していた花形機材B747-400にも、引退のときがきたということだ。

JA404Aは、シカゴスタイル3姉妹の次女だ。機齢8歳とまだ若い機材だが、いい嫁ぎ先でも見つかったのだろうか。シカゴスタイル機は、長崎からの帰りに三女のJA405Aに乗ったことがあるだけだ。

また、日本航空インターナショナルのJA8162(B747-246B)も4月18日付で登録抹消になったようだ。2月に羽田で見たのは、最晩年の姿だったことになる。
http://d.hatena.ne.jp/Wilm/20070203

これで、日本航空系にわずかに残っていた「クラシック・ジャンボ」は、JALウェイズの運用するJA8150(B747-246B)「リゾッチャ」だけになってしまったようだ。日本の空から、日本の航空会社が運用する旅客用「クラシック・ジャンボ」が姿を消す日も近いようだ。