「世界の航空機コレクション」その5

今日は、上記シリーズからL-1049Gを紹介する。ロッキードコンステレーション「コニー」は、3枚の垂直尾翼が特徴の4発旅客機だ。中でも、このL-1049G「スーパーG」は、細長い顔、緩やかに湾曲した背中など、鷺の舞う姿を思わせる優美さだ。

フィギュアは、スペインのフラッグ・キャリア、イベリア航空のEC-AMPである。EC-AMPは、1954年にイベリア航空が導入した3機のL-1049Gのうちの1機である。翼端に増槽を装着している。

これもよくできたフィギュアである。このシリーズの造型師は、機体の特徴を捉えるのが本当に上手だ。EC-AMPの実機写真と見比べても違和感はない。私の個体には、水平安定版の上下に派手な筆ムラがあることが残念だ。

しかし、今週は話題に乏しかったので、「世界の航空機コレクション」のおかげでずいぶん紙幅を稼ぐことができた。