大晦日
晴れ
いよいよ大晦日になった。
妻と食品の買出しに新宿の小田急百貨店に出かける。地下2階の食品売場は大盛況だ。タラバガニやマグロを仕入れる。年賀の菓子を買って、慌しく帰宅の途につく。
あとは大掃除の仕上げ。洗面所、居間の掃除をしたところで時間切れ。やり残したところはかなりあるが、まあ善戦した方だろう。
今年も実家に帰らず、我が家で年取りをする。家族息災で年取りの膳を囲むことができる幸せに感謝したい。
食後、私は大掃除の疲れと酒の酔いで轟沈。子供の頃、両親が紅白歌合戦を見ながら寝てしまうのを不思議に思っていたが、今となってはよくわかる。彼らもへとへとだったのだ。体力のあり余っている妻子は、紅白歌合戦を見ながら人生ゲームをやっていたようだ。始めのうちは、私の分もプレイしてくれていたらしいが、面倒くさくなって途中で放棄したらしい。ひとの人生を軽々しく扱わないでいただきたい。
「ゆく年くる年」が始まる頃、妻と長女が年越し蕎麦の準備を始める。日付が改まり、新年になったところで、家族で年越し蕎麦を食べる。今年はどんな年になるだろう。