ニンテンドーDSブラウザー

会社の帰りに新宿のヨドバシカメラ西口本店に寄って、ニンテンドーDSブラウザーWi-Fi通信を試みる。接続設定でアクセスポイントを探させる。いくつか検出されたアクセスポイントの中から「FreeSpot」を選ぶ。Wi-Fi通信の特性として、出力が不安定なので、なかなか接続できない。何回か再試行しているうちに、インターネット接続が確立した。PCやPDAでは当たり前のことだが、DSが屋外でネットワークに繋がると、ちょっと感動する。Yahoo!Japanや当Blogを閲覧する。

続いて、同じヨドバシカメラのゲーム・ホビー館へ移動し、1階の「DS STATION」の近くで、再度ネット接続を試みる。今度は、接続設定をすることなく、いきなりネットに繋がった。当Blogの昨日のエントリを呼び出して記念撮影する。

こうやってみると、ニンテンドーDSブラウザーはなかなか使える。GBAカートリッジ用のスロットに挿入する増設メモリのおかげか、恐れていたほど体感速度は遅くない。モバイル通信端末としては、許容範囲だろう。ネット接続の切断は、電源スイッチをオフにすることにより行う。まずネットからログオフして、OSを終了して、というPCの手順に慣れていると、いきなり電源スイッチを切って壊れないだろうか、と心配になるが、全然平気である。むしろ、PCの方がこうあるべきなのだ。

難点としては、アクセスポイントである「FreeSpot」の数が少ないうえ、飲食店に偏っていることだ。しかし、家電量販店の多くが「FreeSpot」に対応しているので、ターミナル駅の近くでは家電量販店に駆け込めば、何とかネット接続ができるだろう。今後、地下鉄駅や空港などにも拠点を増やしてほしいものだ。これでPIM機能が提供されるようになったら、DS環境にロックインしてしまうことは必定だ。

実は、今人気のウィルコムWS003SHDS Liteは、ほぼ同じ大きさである。しかし、面白いことに、「大きな携帯電話」と思うか、「小さなゲーム機」と思うかで、質量感がまるで異なる。WS003SHにゲームが搭載されても、重い携帯端末だという感覚が残るが、DS LiteがPIM機能をサポートするようになると、軽い携帯端末だと感じるに違いない。