F-86F-30

会社の近くの開封屋に寄ったら、「ウィングクラブコレクションL4」のシークレットだったF-86F-30の航空自衛隊仕様があったので、迷わず買ってしまった。「日本の翼コレクション」で航空自衛隊の戦闘機を揃えたので、最初の制式戦闘機であるF-86Fもほしいと思っていたのだが、予想外に早く手に入った。

フィギュアは、航空自衛隊第1航空団所属の52-7401号機。1955年12月に米軍から航空自衛隊に供与された20機のF-86F-30の初号機である。米軍の機番は、52-4758号機。後に機首に偵察カメラを取り付けて偵察機仕様(RF-86F)に改造された。型式からもわかる通り、フィギュアは改造前の姿である。実機の写真を見ると、増槽がついていなかったので、取り付けなかった。

52-7401号機は、後に米軍に返還され、退役後、米国カリフォルニア州パサ・ロブレスにあるエストレラ・ウォーバード博物館でレストアされた際、前半分だけが別の機体(RF-86F 55-5082号機)の後半分と合成され、現在も展示されているとのことだ。