航空旅行

「Narita NEW TOKYO INTERNATIONAL AIRPORT Atmospheres」というCDがamazonから届いた。新東京国際空港(現・成田国際空港)開港時の飛行場管制の第一声から始まって、あとは、出発ロビーにおける出発便の案内アナウンスの実況録音が延々と続くというものだ。ときどきチェックするブログ*1で紹介されているのを見て、矢も盾もたまらず注文したものである。出発ロビーのアナウンスは、出張や海外旅行に出かけるときの旅情を喚起する。かなり古い音源も含まれており、パンナム日本エアシステムアエロフロートソビエト」航空などの今はなき航空会社の名前が登場したり、欧州線がアンカレッジ経由だったり、モスクワ経由だったりする。記録としても貴重なものだ。航空旅行が好きな人間にとっては、何回聞いても飽きないし、そうでない人にとっては、「アホちゃうか。」という代物である。
成田新東京国際空港 ロマンティック・アトモスフィアーズ

月刊「BRUTUS」6月1日号が「ブルータス国際空港」という特集を組んでいたので、買ってしまった*2。その名の通り、国際空港や航空旅行に関する記事が横溢しており、イカロス出版顔負けである。こちらには、成田国際空港オフィシャルCDと称するCDが付録している。管制交信やロビーアナウンスは申し訳程度に挿入されているだけで、大部分は空港をイメージしたBGMである。

*1:「超音速備忘録」若い人のブログだが、私と趣味(プラモデル、航空機、美術等)が重なっており、味のある写真と軽妙な文章に惹かれて、よく訪問する。

*2:私は、この雑誌の「いつまでも若いと思っている中年のおじさんたちのツボをおさえてみました」的な編集方針が鼻について、ほとんど買ったことはない。