クリスマス・イヴ

Wilm2005-12-24

晴れ

今日はクリスマス・イヴだ。洗面所の大掃除などをしておとなしく過ごす。

Amazonに注文していた妻のクリスマス・プレゼントがなかなか届かなくて気を揉んでいたのだが、今日ようやく配達された。平井堅の全シングル曲集「歌バカ」である。自分用のプレゼントを買っている手前、妻のプレゼントだけが間に合わないという事態は避けたかったので、安堵した。危ないところだった。

夕方、西の空がきれいだったので、外に出てみる。黄昏の空がみごとな階調になっている。金星がひときわ明るい。東方の三博士が道しるべとしたベツレヘムの星*1のようだ。

我が家は信仰はないが、ささやかにクリスマス・イヴを祝う。今年は、娘たちが独力でブッシュ・ド・ノエルを作った。主菜は、鶏の丸焼き。私が子供の頃は、クリスマスや誕生日のご馳走は鶏の腿と相場が決まっていたが(妻の家庭もそうだったらしい)、時代は流れ、鶏を一羽丸ごと食べられるようになった。妻がフラワーアレンジメントをこしらえて、クリスマスディナー・テーブルの出来上がりである(そう言えば、私は何も貢献していない)。

娘たちへのプレゼントは、長女がボードゲーム集「ダブルクインテット」、次女が「人生ゲームEX」である。金持ちになるのが人生の目的であるかのような「人生ゲーム」の人生観は好きではないのだが、娘たちは大好きなので、仕方ない。まあ、ただの双六と思うことにしよう。
ダブルクインテット 人生ゲーム EX

親のプレゼントは、妻が「歌バカ」、私がポケモンジェット1999だ。

子供たちが寝静まった後、車の荷物室に隠しておいたサンタクロースからのプレゼントを取ってくる。ドイツの木工メーカBeringer & Lauther Holzwaren社のドールハウスである。妻が月曜日に新宿を駆けずり回ったあげく、伊勢丹で見つけてきたものだ。真夜中に木工接着剤を使った組み立て工作が始まる。出来上がると、赤い屋根の立派なドールハウスである。また、我が家が狭くなった。妻が包装して、クリスマス・ツリーの下に置く。いやはや、毎年、演出に苦労することである。次女は、まだ素朴にサンタクロースを信じているようだが、長女は(自分だけプレゼントをもらい損ねるので)口にしないだけで、間違いなく存在を疑っているだろう。

*1:ベツレヘムの星の正体については、惑星会合、超新星、彗星等諸説あるようだが、イエス・キリストの誕生日が特定できないので、いずれも決め手に欠けるようだ。