X-550

長女は、使い捨てカメラでは物足りなくなってきたらしく、しきりと私のEX-S20を羨む。このままでは奪われかねないので、思い切って誕生祝いにデジカメを買い与えることにしたのである。機種は、オリンパスのX-550。「生物の観察用に数センチの超マクロ撮影が可能であること」という長女の要求仕様を満たす1万円台のデジカメは、これだけだった。インプレッションは以下の通り。

  • インターフェイスがわかりやすい。ほぼ直感的に操作できる。
  • ホールド性がよい。右手の指が然るべき場所にポジションされるように凹凸を工夫してある。
  • 作りがしっかりしており、意匠や表面仕上げにも安っぽさがない。
  • 起動、合焦、ズームの速度は、まあこんなものだろう。ストレスを感じるほどではない。
  • 4メガという画素数なりの、そこそこきれいな絵が撮れる。今日の写真は、クロップしてあるが、X-550で撮ったものである。
  • ニッ水とアルカリのいずれの電池でも駆動できるのは便利だ(どこでも入手できるアルカリを緊急避難に使える)。
  • 記録媒体が特殊だが(xD)、しょせん挿しっぱなしなので、互換性は問題にならない(実際、我が家の他機種も、G2とGV-20がCF、EX-S20がSD、DSC-U40がDuoと見事にばらばらである)。

OLYMPUS デジタルカメラ CAMEDIA X-550