丸目のインプ

代車のインプレッサに乗る。車両保険にレンタカー費用補償を付けていたおかげで、代車が出たのである。2001年式のTA-GG3。いわゆる「丸目のインプ」だ。インプレッサというと、WRCの華々しい戦歴から駿足の印象があるが、これは100馬力のSOHCなので、非力な感じは否めない。しかも、4年落ちのレンタカーだけあって、距離計の数字は70,000kmを超えている。まあ、足があるだけ幸せと思わなければなるまい。

買物の前に東野川の蕎麦屋「志美津や」に寄る。私は、血統的には長野県人なので、蕎麦には少しばかりうるさいのだが、ここのせいろ蕎麦は絶品である。静かで落ち着いた店の雰囲気も相俟って、ゆったりした気分で昼下がりの食事ができる。

Unidyでは、妻子の目当てはペット売場と園芸売場である。長女は、学校で水槽から脱走してしまった自分のアカハライモリの後継を買った。園芸売場で、色とりどりの実をつけた植物があった。札を見ると、タイ唐辛子(ピッキーヌ)とある。可憐な外観とは裏腹に、トムヤムなどの材料になる激辛唐辛子なのだそうだ。