九段の桜

Wilm2005-04-11

昨日までの晴天から一転して、花散らしの雨である。今年は、旧友たちとの花見が実現しなかった。このまま千鳥ケ淵の桜を見ないまま終わるのも心残りなので、終業後、一人で出かけていった。しかし、千鳥ケ淵の桜はとうに盛りを過ぎ、ライトアップもされていなかった。暗い濠にただ雨が降るばかりだ。

その足で靖國神社の境内へ行ってみる。こちらの桜も同様だった。神門の前で、頭を垂れてじっと動かない人がいた。身内だった英霊と言葉を交わしていたのだろうか。