ドラゴンのIV号戦車

珍しく早く会社を出られたので(それでも21時過ぎ)、新宿のヨドバシカメラに寄る。ホビー館でドラゴンのマイクロアーマーの新シリーズを見つけた。今回は、私の好きなIV号戦車だ。ほとんど迷わず6個買う。

帰宅後開封すると、F1・F2・G・H型が各1輌、J型が2輌という内容だった。第一印象は頗るいいのだが、よくよく見るとけっこうアラがある。G・H型は、樹脂材料の収縮率計算を間違えたのか、車幅が狭すぎる(特にH型はF型と比べると、履帯1つほども狭い)。また、なぜか補助エンジンマフラーを省略しており、後ろから見るとJ型だ。J型は、鋼製転輪を再現するなど芸は細かいのだが、いかんせん、砲塔が平べったく、IV号戦車らしくない(このメーカの造型師は砲塔上面の傾斜に無頓着な傾向がある)。F型は、砲塔だけ変えておけば、共通の車体でごまかせそうなものを、ちゃんとF2型は前照灯を省略し、機関室のルーバーの形状も変えている。ところが、砲塔が左側に偏心しており、F1型などは前から見るとII号戦車のようだ。結局、偏心が比較的小さいF2型が一番ましということになる。