スターリングラード

NHKBS1で「スターリングラード攻防戦・60年目の証言」の第3回を観る。第1回はパウル・カレルが「バルバロッサ作戦」で冷徹に描写していたことが映像化されていた、という感じだったが、今回は、降伏後の第6軍将兵の運命など、カレルが書かなかったことが中心だ。酷さに思わず夕飯の箸が止まる。ドイツの戦争未亡人の「夫の死とともに私の人生は終わった。夫を埋葬できなかったことが心残りだ。今でも、どこかで生きているのではと思うことがある。」という言葉で、この悲惨なドキュメンタリーが締め括られた。

仕事のせいで第2回を見逃したのが返す返すも残念だ。再放送してくれないものか。
バルバロッサ作戦〈上〉―独ソ戦史〈上〉 (学研M文庫) バルバロッサ作戦〈中〉―独ソ戦史 (学研M文庫) バルバロッサ作戦〈下〉―独ソ戦史 (学研M文庫)
http://d.hatena.ne.jp/Wilm/20041229